京都での外壁塗装の価格・費用相場とは?比較しておすすめのノウハウを解説します。
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このページでは「京都での外壁塗装の価格・費用相場とは?比較しておすすめのノウハウを解説します。」をご紹介しています。
外壁塗装を行う際は、しっかりした塗装工事を適正な価格で行ってほしい会社を探したいですよね。
しかし外壁塗装業者の中には、相場よりはるかに高額な工事金額を請求してくる悪徳ぼったくり業者や、手抜き工事を前提に工事費用の安さだけを売りにしたプロの騙し業者も存在します。
ぼったくり塗装業者や手抜き職人に騙されないためには、外壁塗装の相場を知っておき確認し相談することが非常に重要で安心です。
この記事では、「京都での外壁塗装の価格・費用相場」についてご紹介しますので参考にして活用して下さい。
コンテンツ目次
外壁塗装工事の延べ床面積ごとの価格・費用相場
まずご覧いただきたいのは、外壁塗装の坪面積ごとにかかる価格・費用相場です。
外壁塗装の坪面積ごとの価格・費用相場
上記の表は、塗料の種類の違いなどは一旦考慮せず、延べ床面積ごとの大まかな外壁塗装の費用の一覧となっています。
後述で、延べ床面積だけでなく塗料の種類ごとにも分けた価格表をご紹介しますが、まずは延べ床面積ごとの大まかな費用相場を覚えておいてください。
というのも、外壁塗装の工事金額は、お住まいの現在の状態やどんな塗料を使用するか、そしてどんな施工内容かによって大きく変動するのが特徴です。
つまり、決まった定額というものが存在しないのが外壁塗装なのです。
悪徳塗装業者がぼったくりを行おうとするのはまさにこういった理由からで、皆さんが外壁塗装の相場について詳しく知らないという可能性を狙ってきます。
上記の、日本における一般的な二階建て戸建住宅の延べ床面積ごとの価格相場を調査し覚えておきましょう。
この価格相場を覚えておけば、見積書を提示された際に、「ん…?実績の金額相場よりめちゃくちゃ高い…、おかしくない?」と気づくことができるのです。
価格相場を知らなければ、ぼったくりのような金額を提示されても、悪徳塗装業者にうまく言いくるめられて任せてしまい、「こんなものか…」と契約を結んでしまう恐れもありますし経験をされた方もいらっしゃるでしょう。
塗料も含めた価格相場となると数が多く覚えるのも大変ですが、ご自身のお住まいの延べ床面積を調べて上記の表と照らし合わせ、該当する価格相場を覚えておくだけなら簡単です。
外壁塗装で失敗しないために、悪徳業者に騙されないためには、戸建ての外壁塗装の価格・費用相場を知っておくことが鉄則です。
延べ床面積で塗装工事の地域価格・費用相場を覚えておく際の注意点
前項で、延べ床面積ごとの外壁塗装の京都府エリアの価格相場を覚えておいてほしいとお伝えしました。
ただし、以下の注意点も同時に覚えておいていただきたいです。
延べ床面積は同じでも、建物の造りによって塗装面積は変わる
同じ延べ床面積でも、建物の造りによって塗装面積が大きく異なる場合があります。
例として、同じ床面積で真四角な造りの家と、凹凸が多い家をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
凹凸が多い建物の方が、一片に対して平面が多い建物に対して、塗装面積が増えるので工事金額は高額になりやすいです。
また、外壁の素材が平らな素材でできている建物より、ザラザラとした素材でできている建物の方がより多くの塗料が必要となり、これも工事金額が高額になります。
足場の組みやすさが工事金額に影響する
足場が組みやすいかどうかは、建物を取り巻く環境や条件によって異なりますが、足場を組みにくい場合の方が足場費用が高額になります。
例えば、隣接する家との隙間が狭い、屋根部分の勾配が急といったケースです。
足場を組むのが困難になればなる程、より多くの時間と人件費が必要となるので、その分費用が割高になる場合があるのです。
建物の現在の劣化状況によって費用は変動する
外壁表面にクラックと呼ばれるヒビ割れがある場合、塗装を行う前にまずはヒビ割れなど劣化箇所の修繕作業を行います。
コーキング打ち増しなどで対応できる程度の劣化であれば良いのですが、ひどく劣化が進んでしまっている場合、別途大工さんに依頼し大掛かりな修繕工事を提案されるケースも発生します。
別途大工さんに作業を依頼すれば、当然その分の費用が必要となるので、建物の現在の劣化状況も工事金額に大きく影響する項目です。
外壁塗装の延べ床面積と使用塗料ごとの価格・費用相場
続いて、上記でお伝えした延べ床面積ごとの価格相場をさらに細かく、使用する塗料ごとに分けた外壁塗装の価格相場や事例を見ていきましょう。
使用する塗料ごとに分けた外壁塗装の価格相場
延べ床面積以外にも、ご自身が使用を検討している塗料の種類がわかっている場合は、さらに具体的な価格相場が見えてくるのではないでしょうか。
補足になりますが、日本の戸建住宅の延べ床面積において最も多いのは30坪前後です。
ですので、インターネットや新聞のチラシなどでも「戸建住宅30坪でシリコン塗料を使った外壁塗装が〇〇円!」と、引き合いに出されるケースが多いです。
このページの上部で、決まった定額というものが存在しないのが外壁塗装だとお伝えしました。
チラシの「〇〇円」が価格相場の範囲内、もしくは価格相場から+-5万〜10万円程度の見積もりであれば、まだ信用しても良いでしょう。
しかし、価格相場から比較して明らかに安く営業してくる場合は注意が必要です。
上述のような、価格相場から+-5万〜10万円程度であれば、自社での企業努力で実現は可能かもしれません。
しかし、価格相場と比べて20万〜30万円も安い工事金額というのは、常識で考えれば実現不可能です。
明らかに安すぎる工事金額を謳っている業者が行うのは次の2パターンです。
1つは手抜き工事前提で価格を提示しているケース、もう1つは後から追加費用を請求するケースです。
手抜き工事に関しては、まさに言葉の通りですね。
必要な作業工程を省いて人件費や材料費を削る、塗料を規定以上に薄めて使うことで材料費を浮かせる、下塗りをしないなど低品質な塗装工事を行うことを前提に安い金額やサービスを提示しているのです。
後から追加費用を請求するケースについては、最初に提示している安すぎる金額に、本来含まれるべき塗装箇所の内訳ををわざと含めていないという姑息な方法です。
あくまで外壁のみの塗装だけを行い、通常であれば外壁と同時に塗装を行うべきの軒天や破風、雨樋といった付帯部と呼ばれる部分を複数わざと残すのです。
当然施主は「あれ?ここは塗ってくれないの?」と質問しますが、塗装業者は「そこは別料金になるんですよ〜」と言い放ちます。
外壁塗装においては、いくら外壁だけ綺麗にしても、付帯部までしっかり綺麗にしなければ全体的な美観が完全に綺麗になったとは言えません。
そのため、施主は渋々塗装業者が提示する高額な追加請求してくる度に支払い、高圧洗浄や付帯部まで塗装してもらうことになるのです。
この場合、支払った工事代金総額が相場通りならまだマシで、相場より高額になったというケースがほとんどです。
繰り返しになりますが、外壁塗装に定額は存在しません。
上記の価格相場もあくまで相場であり、実際に出してもらった見積もり金額とは多少なりとも差があるでしょう。
しかし、だからこそ最初から明らかに安すぎる工事金額というのはあり得ません。
安い工事金額やプランはパッと見では非常に魅力的に映りますが、安さに釣られて悪徳業者と契約を結んでしまうと、低品質な工事をされてしまい、本来の耐用年数よりはるかに短いメンテナス期間で再塗装や補修が必要になるという事態にもなりかねません。
外壁塗装は高額な工事です。
だからこそ、「安物買いの銭失い」にだけはならないように気をつけていただきたいのです。
各種塗料の価格相場
最後に、外壁塗装・屋根塗装に使用される塗料の、各種類ごとの価格相場を見ていきましょう。
同じ素材の塗料でも、メーカーが違えば価格は若干変動します。
あくまでも平均値にはなりますが、各種類ごとの1㎡辺りの価格相場は次のようになります。
・アクリル系塗料:1,100円/㎡
・ウレタン系塗料:1,900円/㎡
・シリコン系塗料:3,000円/㎡
・フッ素系塗料:4,000円/㎡
・遮熱塗料、無機塗料など特殊塗料:5,300円/㎡
見ていただいた通り、安価な塗料と高価な塗料では倍以上の値段の開きがあります。
塗料は高価になればなるほど耐用年数が長くなり、耐久性や防水性が増すと覚えておきましょう。
また、遮熱塗料や無機塗料などは、フッ素系塗料並の耐用年数と性能を持ち合わせ、さらに遮熱性能や低汚染性・防汚性などの追加機能が加わった、最も高額で高性能な塗料となります
単純に価格が高価になればなるほど性能は良くなりますが、外壁塗装においては気軽に「高ければ何でも良い」という訳ではありません。
肝心なのは、ご自身の目的、そしてお住まいに適した塗料を選ぶことです。
「まだ築10年程度だしまだまだ長く住む」「築年数も30年を超えたから数年後にはフルリフォームを検討している」「子供が大きくなって家から出れば住み替えも考える」など。
長期的なライフプランと予算を照らし合わせた上で塗料を選択し、次回の塗り替えを考慮して各塗装箇所の耐用年数を揃えることが外壁塗装においては重要です。
塗装業者にお客様のライフプランを伝え、お住まいの現在の状態、そして長期的な計画に沿った塗料を丁寧に説明してくれ、希望を聞いてくれる業者を探し一緒に選ぶようにしましょう。